我が家の新しい仲間、トミさんです。毎日エサをあげてます。
見てのとおり、あまりかわいくないです。むしろ醜悪な顔面です。
なぜこのネコにエサを上げているかと言うと。。
入居して1年くらいしたころ、外の異臭が気になるようになりました。
家の周りをよく調べると、玄関の脇の砂利にネコのウンコが。
しょうがないな、と処分すると、また翌朝も同じところにウンコが。
ウンコ処理がほぼ日課になってしまいました。家のまわりにネコよけ
シートを設置するもまったく効果なし。
近所の人に相談すると、我が家が立つ前、この土地にはおじいさん
に先立たれたおばあさんがしばらく一人暮らしをしており、寂しさを紛
らわすためたくさんのネコを飼っていたらしく、近所では有名なネコ屋
敷だったのだとか。
なるほど。それを聞いてピンときました。自分のエサ場に後から来て
のほほんと暮らしてる僕らにむかついているんだと。
翌日からキャットフードを皿に入れて外に置くようにしました。そして
まっさきに現れたのがこのネコ。
翌日からウンコはピタリとなくなりました。たしかにエサ場にウンコは
したくないわけで。それからエサやりが我が家の日課になりました。
最近では来ない日は心配になったりしてます。
でもほんとはトミさんはエサをもらうよりも、家に入れて欲しいんだと
いうことを知ってます。寒い日はニャーニャーと窓を叩きます。
ある寒い日に妻があまりにかわいそうに思って家に入れてあげると、
台所の隅に真っ先に向かってしばらく居座ってたそうです。おばあさ
んとの憩いの場所があったのでしょうね。
とはいえ汚いしシラミとかたくさんいそうなので、それきり家にはあげ
てません。我が家はその辺はシビアです。
トミさんはあきらめたようで暖かい日には軒下で大いにくつろいでいます。
またいでも起きない図太さ。さすが化け猫です。
ちなみにこいつはイーグル。よくトミさんと一緒に現れます。こいつの方が
まだ可愛い。ぶん息子なのですが、性格は真逆でとても臆病。
新しい土地に移り住む時は
近所付き合いも大事だけど、ネコ付き合いも大事だなと思いました。